以前「静かな退職」という言葉に関する記事を書きましたが、
最近は「静かな昇進」というキーワードがあるとのことです。以下記事を読みました。
仕事の負担が増えても待遇が変わらないという状況は、「静かな昇進」と呼ばれ、そのような状況に陥っているかどうか見分ける方法や、それに対処する方法を紹介します。
「静かな昇進」とは何か
「静かな昇進」とは、組織内での地位や責任は上がるが、給与や福利厚生が変わらない状態のことを指します。こうした状況に陥る理由は、人手不足やチームの負担分担の問題が多く、その解決策として、「あなたにもう少し責任を持ってもらいたい」「あなたにはやっていただきたい仕事があります」といった言葉とともに、新たな仕事を任されることが多いからです。
このような場合、昇進した人が抱える問題は、自分が受け持つ責任が増える一方で、その対価が追随していないことです。つまり、昇進した人は正式な昇進を受けたとしても、給与面や福利厚生面でその変化を享受できず、待遇面で犠牲になることになります。
その対処方法とは
「静かな昇進」から逃れる方法は、上司と交渉することです。あなたが負担する新しい仕事を引き受けることで、昇進による報酬のアップを期待できる場合は、交渉してみる価値があります。
交渉の前に、自分が昇進に見合う能力や貢献を果たしていることを証明することが必要です。上司があなたを新しい仕事に任命するのは、あなたの能力や才能を高く評価しているからです。昇進の対価を求める前に、自分がどのような貢献をしているかを明確にしておくことが大切です。
また、昇進に対する報酬の交渉をする前に、昇進自体が適切なのかどうかを確認する必要があります。自分が昇進することで、組織の目標達成にどのように貢献するかを明確にすることが必要です。
まとめ
短期的には、交渉の際には上司に自分が負担する新しい仕事について明確に話すことが必要です。一方で、中長期的にはどこまで昇進するのが自分にとって快適なポジションなのか、ひいてはプライベートも含めてどういうバランスが良いのかを自分で主体的に考えていく必要があります。
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