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「まず目の前の事に集中しよう」と言ってるときのリスク

「まず目の前のことに集中しよう」

振り返ると何回この言葉を聞いてきたことかと思います。
会社や会議、飲み会等の現実社会だけに留まらず、映画を観ていてもよくこんなセリフを聞いた記憶があります。

例えば、会社の中ならば、同じ所属組織の人達と、これからどうしていきたいか将来への展望を色々意見交換やブレストしたり、映画であれば、CIAとかアクションもので誰か重要な役柄の人物がなくなったときにリーダー「深い悲しみは分かるが、残された僕たちは今やるべきことをやろう。Let's get back to work!」と語りかけるシーンだったり、という感じです。

何となく違和感を感じてきていたので私の記憶に残っていると思うのですが、そのように感じてきた理由を深掘りして書き留めておこうと思います。

大きく分けると「考える思考空間の狭さ」と「会社よりもっと人間の方が大事ではないか」という2つに分かれるのですが、まずは前者から。

考える思考空間の狭さ

長期的視野の欠如。

「まず目の前のことに集中しよう」と考える利点は、考えている内に手が止まるということを止められるという事だと思います。
日常的な業務は継続して実施するという最低限のことを確保するという事。挌闘技ならば「まず呼吸をしよう」というアドバイスでしょうか。

それはその通りだと思うのですが、一方で目の前のことに集中する余り中長期の視野を失っている状態の可能性があります。

将来の展望を考えることは不確定要素が多い中、色々仮定をおいてシミュレーションしてみたり、複雑で難しい環境で意思決定をしていくという事になりますので、自分自身に負荷がかかります。
本当の意味でリスクを取っている、ポジションを取っている状態になるわけです。

その「リスクを取っている状況」という居心地の悪さから、眼の前のことに集中しようとしている可能性があります。

周囲からの期待への依存。

また、別の観点では上司から「まず目の前の事に集中しよう」と言われると部下は安心するという側面もあると思います。
不確定な環境下で何をやるべきなのか、目標達成をするためのイシューは何かを考える必要から解放される訳です。

そうですよねと共感を得やすい言葉だと思います。
本人も上司から言われたから目の前の事に集中していれば、それでいいのだと正当化できます。大きな事件・事故が発生した時等にはリーダーが意図的に使う言葉ということかもしれません(映画の場合はこれを狙っているのかもしれませんね。書いていて思いました)

主体的に環境変化させることの欠如。

更には主体性を発揮しにくくなる言葉とも思います。
「まず目の前の事に集中しよう」と言われたときや考えるときって、急いでやるべき事が山積みの状態ですよね。自分にとって重要なことはさておき、会社にとって緊急でやるべき事にFocusしていくことになりやすい訳です。

目の前の環境が現実としてあるけれども、その環境を主体的にどうやって変えていこうか、関わっていこうかという発想にはならない。
Action/Reactionで表現すれば、Reactionにどっぷり浸っている感じになります。

自問自答からの逃げ。

言われてみればそんな感じがしませんか。
本来やるべき事、本当にやりたい事は何なのか、自分が望む世界や夢は何でそれに向かっているのか。
自分から問いかけなければ、なかなか向き合わない設問ですが、そんな事を問いかけられる状況にはなってなさそうです。

大きな成果、本当に望む事への拘りの欠如。

大きな視点でいけば、自分の拘りの放棄とも言えそうです。
目先のことだけ考えて思考空間が狭くなっています。言い方を変えれば、ある程度の安心・安全を感じていてこそ、伸び伸びとした将来を描けるということかもしれません。

 

会社よりもっと人間の方が大事ではないか

これは、振り返れば「経済マトリックス」というものに気づく一つの大きな気付きだったと思います。

人が亡くなってるのに何故仕事に戻るのか、そのまま悲しみに浸っていては何故いけないのか、仕事ってそんなに人より重要なものなのか。。。という想いです。

今でこそ「目の前の仕事に集中することで悲しみを忘れようとしている」という捉え方もできると思いますが、当時そんな捉え方は思いつきませんでした。でもそれが良かった。「経済マトリックス」の中では人は一つの歯車であり、組織目標を達成するために歯車を回し続けないといけないというリアルが映画の中でも描かれていたと思うのです。それへの反発が「経済マトリックス」への気付きとそれからの脱出へと導いたのだと思い直しました。

まとめ

「まず目の前の事に集中しよう」と言っているときは何かから目を逸らしている可能性のサインと思ったほうが良いと思います。自分が本当にやりたいこと、中長期的展望や将来への不安、そういうものと向き合う時間を持って緊急事項から追われている現状を早めに脱しましょう。

 

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