FIREした元総合商社マンから学ぶMBA式ライフシフトコーチング

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コンサルティングやアドバイスとは違うコーチングという関わり

昨年10月からCTIの上級コースにてコーチングを学習中でして、今年の4月には上級コースを卒業する予定です。コーチングの学習はCTIの基礎コースからでして受講したのが確か2022年の2月か3月からだったと思うので約1年が経過したところ。ようやくコーチングという関わりを体で覚え始めたので、その成長を書き留めておきたいと思います。

所謂「知っている」から「分かる」、「分かる」から徐々に「出来る」ようになってきた、そんなステージにいると認識しています。コーチング学習のBefore/Afterをここで明確にしておきたいです。

コーチング学習のBefore/After

  • コーチング学習前は専ら事柄にフォーカスしていました。これは会社や人との話題は人よりもモノであり、その事柄の何が問題なのか、どのように持っていきたいのか、そのために解決するべき手段は何があるか、優先度・実現度・期間などを考慮してベストな解決策はなにか、そしてそれは誰が実行するのかという順序で多くを語ってきました。
  • 戦略論でいけば完全に「組織は戦略に従う」という奴です。問題を解決するために、描いた戦略を実現するために経営リソースを使うのであり、経営リソースにはヒト・モノ・カネがあるというスタンスです。
  • 私は問題解決手法、中小企業診断士、MBAなども勉強してきたので、色々な思考法を駆使してアイデアをぶつけたり、アドバイスすることをずっとサラリーマン生活で行ってきました。その習慣がなかなか抜けずに、コーチングをしているときもアイデアが閃いてきて、色々ぶつけていた訳です。
  • コーチングではNCRWということを教わりました。「人は生まれながらにして創造的であり、リソースフルであり完全である」というスタンスでして、ここから「その人の中に答えはある。外側にある訳ではない」という考えに立脚してコーチングを進めていくこととなります。ところが、上述の習慣から、クライアントの中に答えがあるということを信じて一緒に探しに行くということでずっと出来ずに苦労していました。
  • 約1年間かけ最近ようやくこのスタンスが抜けてきたという実感があります。今にして思えば、自分をよく見せたいとか気の利いたことを言わないと無能と思われるとか、色々不安も抱えていた気もします。
  • クライアントと一緒になって答えを見つけに行く、答えを更に膨らましたり、ワクワクするものに作り変えていく、そんなコーチングが今後は得意になりそうです。
  • 従来型のコンサルティングやアドバイスのアプローチも勿論有用なときもあると思いますが、一方でこのようなコーチングのアプローチが出来ることも対人支援の幅を広げると思います。
  • コーチングをやってて楽しさが増えてきました。まだまだ発見の旅は続きますね。

 

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