自分らしく生きるということは大事なテーマと思っているのですが、今日はその前提となる重要な要素、健康について「戦略的自由度」という観点で考えている事を述べたいと思います。
健康に関する戦略的自由度とは
「戦略的自由度」というのはMBAの授業で習った考え方なのですが、アイデアを発想する際の軸のことです。アイデア一つ一つを葉っぱとすれば、戦略的自由度とは木の幹や枝ということになります。どの方向で発想を進めていけばよいかという方向性を明らかにした上で、具体的な発想をしていくという順序となります。
具体的に「健康」というテーマで「戦略的自由度」を考えていきますと、以下のような軸になるのではと思っています。
力学的アプローチ:
- 物理的に体を動かしたり、体に力を加えるもの。例えば、整体やマッサージ、ストレッチ、各種エクササイズやウォーキングなど
薬学的アプローチ:
- 食べ物や薬等飲食するものや香り。例えば、体に良い食事、サプリメント、プロテイン、アロマなど
温熱的アプローチ:
- 加熱したり冷やしたりするもの。例えば、お風呂やサウナ、温湿布や冷湿布、氷など
グッズによるアプローチ:
- 道具を使うもの。例えば、快眠枕、パジャマ、孫の手など
メンタル面でのアプローチ:
- 精神面への働きかけ。例えば、カウンセリングや愚痴を聞くなど
健康に関する「戦略的自由度」のまとめ
「戦略的自由度」という考え方を使うと、新たに考えたいときにこれらの軸の方向で発想することもできますし、新しい健康管理の方法が出てくると、どの軸に分類される発想なのかと全体を整理して考えることもできます。
健康管理というのは年を取るほど重要なテーマだと思いますので、様々な健康法がこれからも出てくると思いますが、全体感をもって網羅的に理解した上で、健康管理に関する自分としてのアクション・プランを考えていきたいものです。
更にですが、他にも部位別のアプローチ(腰ならこの方法、首ならあの方法)といった軸などもあるなぁとこの記事を書いていて思いついたところです。
戦略的自由度の転用
上述の事例のように、あるテーマについて網羅的に考えたいときにはこの「戦略的自由度」という考え方は非常に便利だと感じており、選択肢候補を明らかにした上で、有効性/実現性/持続性/コスト等の観点で、それらの候補を比較して順位付けしていくというアプローチをよく取っています。
「戦略的自由度」という考え方は、アイデアを着想するためだけではなく、全体を俯瞰し、その上で細部を考えていくという方法のトレーニングにもなると思いますので、使えそうな場合があれば是非試してみて貰えればと思います。
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