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新NISA投資法:メリットとデメリット

荻原博子さんの新NISAのデメリットを中心に記載された記事を拝読しました。

gendai.media

 

記事の概要

2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)が注目されていますが、その落とし穴について、荻原博子氏が警告しています。一見すると非課税のポイントが魅力的ですが、新NISAには注意すべきデメリットも潜んでいます。

1.非課税のメリット
新NISAの最大の魅力は、投資商品が非課税であることです。通常の投資で発生する税金がかからず、投資成果がそのまま手元に残ります。これにより、資産形成が効果的に行える可能性が広がります。

2.新NISAの変更点
新NISAでは、投資額と非課税保有期間が拡大しています。これにより、保有期間の制約が緩和され、運用に柔軟性が生まれました。これまでの一般NISAやつみたてNISAよりも、投資家にとって有利な条件といえるでしょう。

3.メリットとは裏腹に潜むデメリット
一方で、新NISAには注意が必要なデメリットも存在します。これには制度からくるデメリットと思い込みによるデメリットが挙げられます。

(1)制度からくるデメリット

  1. ナンピン買いの難しさ: 新NISAでは、一定の投資枠内でのナンピン買いが難しく、損失を減らす手法が制約されます。投資家にとっては不自由な制限となります。
  2. 損益通算ができない: 新NISAでは、赤字部分と黒字部分を相殺できないため、効果的な損益の計算が難しくなります。これが投資家にとって損失を増大させる要因となります。
  3. 損失繰り越しができない: 損失繰り越しの制度がないため、投資家は損失を次年度に持ち越すことができません。これが損失の回復を難しくしています。

(2)思い込みによるデメリット

  1. 口座制限: 新NISAは一人一口座制限があり、年に売買できる金融機関も一社だけです。これが投資家にとっての制約となり、機動的な売買が難しくなります。
  2. 長期投資への思い込み: 新NISAのPRは長期投資を強調していますが、これが投資初心者に対して「売り買いで機動的に儲けていく」本質を薄めてしまい、思い込みによるリスクを生む可能性があります。
  1. 4.シミュレーション通りにいくのか
    金融庁が提供する資産運用シミュレーションは参考になりますが、投資は常にリスクが伴います。過去のデータから学びつつも、将来の市場は予測が難しいため、慎重な姿勢が求められます。

    5.まとめ
    新NISAには確かに魅力的なメリットがありますが、注意が必要なデメリットも存在します。投資を検討する際には、自身のリスク許容度や投資目的を考慮し、十分な情報収集と検討が欠かせません。新NISAを活用する際には、専門家のアドバイスも受けることをおすすめしています。

ファイナンシャルデザインの観点から

新NISAに関する記事は非常に多く色々みておりましたが、この記事は珍しくデメリットを中心に記載している点が目を引きます。

新NISA枠で投資した分には税金がかからず、その枠が一人あたり最大1800万円までで期限が無制限という特徴があるのですが、長期投資家には本当に大きいメリットだと思っています。

その上で本記事に記載あったデメリットを拝読したのですが、基本的にBuy&Holdの長期投資家向けではない使い方を想定したコメントだと思いました。

  • 「制度からくるデメリット」として、ナンピン買い不可、損益通算不可、損失繰越不可を挙げていましたが、いずれも機動的に売買を繰り返す投資家を想定されているようです。
  • 「思い込みから来るデメリット」として、口座制限、長期投資への思い込みが挙げられておりましたが、前者は周知済と思いますし、長期投資への思い込みについては日本の株式を前提とするのではなく、世界株式を前提とするとまた違った分析ができるのではという気もしました。

ただ、投資は自己責任でリスクを取るものということは事実ですので、メリットだけではなくデメリットも冷静に見つめている点、大変勉強になりました。

 

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