古代メキシコの神々の教えを学び、実践する科学者や芸術家の人たちを「トルテック」と称し、そのトルテックの智慧を学ぶことで、我々を覚醒させ、人生を速やかに変え、真の自由と幸福をもたらすことができるとの書。「覚醒」というと怪しい感じがしますが(表紙もちょっとおどろおどろしいですよね。。)、裏腹に非常に明確に、覚醒する意味合いが書いてあり、「経済マトリックス」と同様の気付きをここでも発見できました!
この本の目次
序文 煙に覆われた鏡(スモーキー・ミラー)
第1章 飼い慣らしと地球の夢
第2章 最初の約束ー正しい言葉を使うこと
第3章 第二の約束ーなにごとも個人的に受け取らないこと
第4章 第三の約束ー思い込をしないこと
第5章 第四の約束ーつねにベストを尽くすこと
第6章 トルテックの自由の道ー古い合意を破ること
第7章 新しい夢ー地上の天国
祈り
この本から学んだこと
- 覚醒の前段となるのは、いかに自分が自由でないかを知ることであり、その大本は自分が子供の頃から親や社会からの刷り込みであり、そのベースで今見ている夢も本当に自分で身ている夢ではないと喝破している。一見スピリチュアル的な感じも受けながら読み進めたが、具体的に刷り込みの影響が甚大であることを丁寧に説明しており、腑に落ちた。
- 自分も覚醒というか、自分の見方は他人とは全く違うだろうなと思うところが大きい。今まで全く気づかなかった視点で社会や周囲の環境を観察し、その中から新たに自分のやりたいこと、実現したいことを描き直すということを何度も試行錯誤してアクションしていった経緯がある。
- その前段を踏まえて、本書では「覚醒後に描き直す夢」を「新たな夢」と称しているのであるが、そのためにやるべきアクションを「四つの約束」として、非常にシンプルに纏めている。即ち、①正しい言葉を使う、②自分事として受け取らない、③思いこみを外す、④常にベストを尽くす、である。④は何度もやれということなので、実質は留意すべきは三つの約束とも言える。
- 人というのは人との関係の中で結局生きていくのだなとも感じるとともに、そんな人間関係の中でよりよく、幸せに生きる秘訣だなとシンプルに受け止められるし、明日から実行しようと思える。特に「正しい言葉を使う」というのは自分の胸に刺さるものがあった。確かにポジティブな言葉だけ使っていけば、ポジティブな人間になれるだろう。徹底するのが難しいが、そこを④がカバーしているのが、人間らしい。
- また、コーチングでいうところの現状の延長線上ではない未来に通じるところも感じる。
50歳で早期退職を実現することができたのは
柔術から学んだ弱者の為の逆転戦略・戦術の転用と経済マトリックスからの脱出メソッドだった!
労働者から資本家へのライフシフトを実現する
ライフ・パスガード コーチ Neo