FIREした元総合商社マンから学ぶMBA式ライフシフトコーチング

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生産者ではなくなった高齢者の視点からも消費と自身の幸せを考える


「高齢者こそお金を使った方がいい」という記事を読みました。

ライフデザインでは人生トータルを視野に入れつつ、今現在と将来どんなアクションを取っていくのかという視点が非常に重要と思っていますが、その意味で参考になる記事だと思います。

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「歳を重ねるほどお金はいらなくなる」という言葉があるように、高齢になっても生活に必要なお金は意外と少ないものです。そこで今回は、サラリーマンが将来の老後に不安を抱くことなく暮らすためのポイントをご紹介します。

必要な資金を見積もっておく

まずは、「こうなったらどうしよう」という不安を抱くのではなく、「実際にどのくらいのお金が老後になったら必要なのか」をきちんと考えておくことが大切です。自分の老後に必要な生活費や医療費、介護費などを見積もっておくことで、具体的な目標額を設定できます。不安はその実態がわからないからこそ、余計に高まっていくものです。目標額を設定することで、不安は減ります。

また、年金や公的介護の制度を活用することで、高齢になっても十分な生活ができます。70代、80代になると、年金暮らしなのに貯金が減らないという現象を肌身で感じる人も多くなるのではないでしょうか。介護が必要になった場合も、公的介護の制度や保険診療のおかげで負担を減らすことができます。贅沢な有料老人ホームや差額個室を求めない限り、年金の範囲でまかなえることが多いのです。

さらに、高齢になっても節約することで、生活費を抑えることができます。食費や光熱費は、よほどのインフレが起きない限り急激に増えることはありません。食欲も少なくなっていくので、高級なレストランでの食事や外食、飲み会なども減っていきます。広い家も必要なくなるため、住居費も抑えられます。外見も着飾らなくなるので、被服費なども減っていきます。また、家を買っていても、その頃にはローンも終わっているはずですし、子育ても終わっている人が大半でしょうから、教育費もかかりません。

お金の使いみちを計画する

ぜひ考えてみてほしい事の一つは人との繋がりです。その理由は、自分が90代になっても社会と繋がりを持ち、生き生きとした生活を送ることができるからです。例えば、老人ホームや地域の団体活動、趣味のサークルなど、様々な場所で新たな出会いや刺激を得ることができます。

また、趣味や興味のあることに時間を費やすことも大切です。長年の夢だった海外旅行に行く、趣味の手芸を習い始める、習っていた音楽の練習を再開するなど、自分自身に投資することで、充実した人生を送ることができます。

さらに、90代になっても自分の人生に意義を見出し、社会に貢献することも可能です。例えば、ボランティア活動に参加することで、社会に貢献すると同時に、新しい出会いや刺激を得ることができます。

以上のように、人生の後半においても、お金や健康、社会との繋がりを大切にし、自分に投資することで、幸せな人生を送ることができます。歳を重ねるほどに、お金は必要なくなるかもしれませんが、自分自身や周囲の人々との繋がり、経験、思い出などは一生の財産となることでしょう。

消費者視点と生産者視点

一つ前の記事では「コスパが行き過ぎると給料が上がらない」という記事を紹介しましたが、こちらは生産者でなくなった90代の消費者向けに書かれた記事ということとなります。長期的には人間はずっと消費者では有り続けますが、どこかで生産者側からは外れる事は事前にわかっていることですので、この観点も事前に研究して、どのような考え方で生きるのが自分にとってベストなのか、ライフデザインしていきたいですね。

 

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