【自分らしい人生を生きる】
仕事や遊びよりも大切なものという物差
これからどういう人生を生きていきたいのか、自分らしく生きるにはどうしたら良いのかをよく自問自答します。その中で一つ、最近気づいた、これは良い判断基準だなと思ったものを今日はご紹介したいと思います。
それは「仕事や遊びよりも大切なものを持っているか。それは何か」という物差です。
通常の生活パターンとは
会社で働いているビジネスパーソンはその多くの時間を仕事に割いています。例えば朝9時から夜8〜9時まで等で、その後、夕食、お風呂、テレビなどリラックスする時間にあてたりして夜12時位には寝るといったのがよくある平日の過ごし方ではないかと思います。そんな日常の中で、時々飲み会とか遊びの約束を入れてそれを楽しみに過ごす、更には時々仕事での付き合いもあるというパターンです。
そんな忙しい日常の繰り返しの中で、「もっと自分らしい人生を生きたい」とか「このままでいいのかな」等感じる場合、この物差を自分自身に当てることが有効ではないかと思い至りました。
人が幸せに感じる時間の過ごし方とは
人は自分の価値観通りに時間配分ができると幸せを感じられると思っています。大事にしているものには多くの時間を割り当てていきたいものなのです。ところが、通常ビジネスパーソンは自分のプライムタイムを仕事に割り当てざるを得ず、そうなると、その他のことの優先度は仕事より下がっていきがちです。
仕事が最優先である状況に自分自身が納得していれば問題はないのですが、仕事にそこまで頑張るよりもプライベートも重視したいと思う人も一杯いると思います。それで「ワークライフバランス」という言葉も定着してきたわけです。
ワークとライフをバランスさせる、という考え方もわからなくもないですが、それよりも「仕事よりも大切にしたいものがあるか。それは何か。仕事とは別に飲み会など日常的に入れている遊びもあるが、それより大切にしたいものはあるか。それは何か。」と問う方が自分の価値観をよりクリアにしてくれると思います。
仕事より価値を感じるものはとは
忙しい日常の中で、最も多くの時間を割いている、即ち最優先となっている仕事以上に価値を感じるものは何か。また、仕事で疲れた体をリフレッシュさせる為の日常の遊びよりも、忙しい中でも何とか時間を作ってそれに取り組もうと思えるものは何か。そういうものを追求し、実際に取り組めている人生は、自分自身の人生を歩もうとしていると言えるでしょうし、ただ仕事と遊びで時間を埋めている人生よりも充実感は増すものと思います。
「仕事よりも大切にしたいものはあるか」
なかなか会社ではこんな話はできないと思いますが、本当に充実した人生を歩む為には真剣に問うてみる質問の一つではないかと思う次第です。
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