FIREした元総合商社マンから学ぶMBA式ライフシフトコーチング

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サラリーマン vs 投資家


今回はサラリーマンと投資家の違いについて感じているところを少し書いてみようと思います。
改めて考察してみると色々と違うところが多いな〜と感じました。

リスク

  • サラリーマン:リスクヘッジ&フリーライド。リスクを取らずその代わりに上司の承認を取る。また美味しい話に敏感である分、他人の美味しい話には厳しい。「アイツより俺は頑張っているのに。。」と考えがちである為常に公平な評価を欲している。
  • 投資家:フリーライドはあったとしても長続きしないものと考えている為正々堂々とリスクを取る。リスクを取るからこそリターンがある事を肌感覚で分かっている。また、多くは極端なリスクテイカーでもある。

 

組織

  • サラリーマン:常に上司がおり承認を取れた範囲でのみ仕事をする為、本質的に自分の意見が無くても、上司のディスカッション・パートナーでありさえすれば物事は進む。その意味では自分の意見に拘らずに進める方が効率的とも思える感もある。
  • 投資家:上司はいない。全て自分で決める自分が最終意思決定者であり逃げられない事を知っている。

 

構想

  • サラリーマン:大きな構想はせず保守的に考える傾向。会社の中は管理が行き届いた目標管理の世界であることを知っている為、大きな風呂敷を広げると自分が実現出来ない事で評価を下げてしまうリスクがある事を分かっている。
  • 投資家:制限を設けずに大きな夢を描く。自分が実現させるのではなく投資をするという立場なので、その辺りは制限なく客観的に考えられる。場合によってはその方向の夢を語る会社に投資していく事を通じて実現を図る。

 

時間軸

  • サラリーマン:労働時間と入金に時間差がない。働いた時間だけ月給に反映される。ちなみに消費する時も時間差は無いので、時間差がない世界に住んでいる
  • 投資家:投資タイミングとリターンの回収に必ず時間差がある暫く耐えて入金を待つ期間が必要な世界に住んでいる事を理解している。

 

飲み会

  • サラリーマン:他人の話や、自分が苦労させられた話がメインで、自分が主語の話は割と少ない。リスクヘッジ&フリーライドがサラリーマンの本質なので、自分が目立ちすぎないように他人の話中心に会話が進んでいく。
  • 投資家:自分が主体的で主語の話が多い。自分自身で投資機会を探してリスクを取って投資しているので、他人の事にそれほど興味も割く時間もないし、主体的に投資しているので愚痴は少なく、概して話がドラマチックで面白い

 

評価

  • サラリーマン:他人からの評価でメイン。それで出世も給料も決まるので、他人からの評価を下げない事を常に頭に入れて判断している。
  • 投資家:他人からの評価は余り気にしない。それより自己評価を大切にしている。自分で納得のいく仕事をしているかどうかが大事。結局リスクは自分が取らざるを得ないのが投資家なので、他人にしわ寄せできない事を分かっている。

 

違いを書き分けようという想いからやや大袈裟になったかもしれませんが、概ねあっていると思います。
また、見た目だけからはどちら寄りで考えているかは判断つきません。
サラリーマンであっても同時に投資家として思考、実践をしている人も、最近のFIREムーブメントによって増加していそうです。

 

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