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【ファイナンシャルデザイン】「サラリーマン向け|貯金ができない理由とお金を増やす心理効果」

「「貯金できない」あなたは知らずに脳にだまされているかもしれない理由」という記事を読みました。

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記事の概要

こんにちは、サラリーマンの皆さん。物価が上がる一方で賃金が上がらない現代社会では、「貯金ができない」「お金が増えない」という悩みを抱える人が増えています。実は、お金が増えない理由には心理的な要素が関与していることをご存知でしょうか?本記事では、ポーポー・ポロダクションの『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』から得られた知見をもとに、貯金ができない理由とお金を増やす心理効果について解説します。

 

1. 「貯金ができない」本当の理由

現代の経済状況や個人の性格によって、貯金ができない人が増えています。経済状況の厳しさにより、余裕のない世帯が増加していることが一因です。金融広報中央委員会の調査によると、単身世帯の36.2%、2人以上の世帯の16.1%が運用目的の預貯金を持っていないと回答しています。

また、貯金ができない人は生活して残ったお金を貯金に回そうと考える傾向がありますが、貯金ができる人は貯金するお金を最初に確保し、残りのお金で生活をする計画を立てることが多いです。この違いには、「現在バイアス」という心理的な偏りが関与していることがあります。未来よりも現在を重視する人が、現在バイアスによって貯金ができない状況に陥ることがあります。

2. 現在バイアスを測定する

ポーポー・ポロダクションが行った実験では、「今だったらみなさんに1万円を差し上げます。しかし、1年待っていただけると上乗せして差し上げるとします。いくら上乗せしたら、1年待ちたいと思いますか?」という質問を32名に行いました。

その結果、最も多かった上乗せ金額は1万円でしたが、平均的な回答は1万9781円でした。この実験からわかるように、人々は将来の利益よりも目先の利益に高い価値を感じる傾向があります。この「現在バイアス」が貯金ができない一因となっているのです。

3. 知るとお金が増える心理効果

お金を増やすためには、節約することも重要ですが、節約には心理的な効果が働きにくいことが分かっています。例えば、同じレストランに行っていても、いつも同じメニューを注文してしまったり、プロバイダーの契約やスマホのプランを見直さないなど、変化を選ばず現状を維持しようとする傾向があります。これを「現状維持バイアス」といいます。

企業側もこのバイアスを利用しようとしており、新商品を導入する際に比較が難しい提案をしたり、変更を避けさせる施策を行ったりしています。お金を増やすためには、この現状維持バイアスの存在を認識し、積極的な変化を選ぶことが求められます。

4. 支払い方法がお金の感じ方に影響する

お金を増やすためには、支出時の感情を理解することが重要です。支払い方法によって心の痛みが変わることが研究によって示されています。クレジットカードによる支払いは、現金と比較して支払いやすいと感じる金額が高くなります。また、商品券やプリペイドカードの支払いも、現金よりも支払い実感が低くなり、購買金額の上昇を招くことがわかっています。

近年のキャッシュレス化の進展に伴い、支払い方法の選択は慎重に行う必要があります。便利さと浪費の観点から、高額商品の安易な購入に引きずられないよう注意が必要です。

5. ネット通販のワナ

ネット通販の拡大により、便利さや選択肢の多さが増しましたが、行動経済学の観点からはいくつかのワナが存在しています。

まず、定期便戦略には注意が必要です。定期的に送られる定期便は便利ですが、必要のない商品を受け取ってしまい、解約手続きを取ることが難しくなる場合があります。また、初回だけ安い設定になっている場合もありますので、注意が必要です。

口コミもネット通販で重要な要素ですが、販売側も口コミの増加や良い口コミの書き込みを促すために努力しています。口コミに惑わされず、客観的な判断をすることが大切です。

また、安い商品を探す際には送料などの条件にも注意が必要です。値段だけで判断せず、総額での購入費用を確認するよう心がけましょう。

6. 最強の投資先は「自分」

お金を増やすためには投資も重要ですが、それだけに頼るだけではなく、自分自身への投資も大切です。自分の知識やスキルを資本と考える「ヒューマン・キャピタル」という考え方があります。

現代の経済状況では生涯所得が減少する傾向にあります。したがって、自分の生涯賃金期待値を上げるためには、効率的な最強の投資として自己投資を行うことが重要です。具体的な自己投資の方法としては以下のようなものがあります。

  • 健康維持: どんな仕事をするにしても健康であることが重要です。適度な運動やバランスのとれた食事を心掛け、良質な睡眠を確保しましょう。

  • 読書: 自分に興味のあるジャンルや関連する本を読むことで、知識を広げることができます。読書は深い知識を得るための貴重な自己投資の手段です。

  • ビジネス能力: コミュニケーション能力や問題解決能力、論理的思考構築能力など、ビジネスに必要な能力を磨くことが重要です。自己啓発や経験を通じてビジネス能力を高めましょう。

  • 失敗: 努力よりも失敗の経験が重要です。失敗から学び、次の道に進むための力を養うことが自己投資の一環です。挑戦し、失敗し、その経験を通じて成長することで、自己投資の価値を最大限に引き出すことができます。

 

以上のように、お金を増やすためには貯金だけでなく、自己投資も重要です。健康維持や知識の獲得、ビジネス能力の向上、失敗からの学びなど、様々な方法で自己投資を行い、将来の自分を豊かにすることが大切です。

お金を増やすためには、経済的な状況だけでなく、心理的な要素も考慮する必要があります。知識を身につけ、自己投資を行うことで、お金を増やすチャンスを広げましょう。

皆さんも「知る」という意識を持ちながら、お金にまつわる心理効果や自己投資の重要性を実践してみてください。これらの知識を活かすことで、貯金ができずに悩む現状から抜け出し、お金を増やす一歩を踏み出せるはずです。

ファイナンシャルデザインの観点から

ファイナンシャルデザインは、個人のお金に関する行動や意思決定をサポートするためのアプローチです。以下に、ファイナンシャルデザインの観点から重要なポイントを3つご紹介します。

  1. 自動化と自己制御のバランス
    ファイナンシャルデザインでは、自動化と自己制御のバランスを取ることが重要です。自動化は、例えば給与から自動的に一定額を貯金に回す仕組みや、定期的な投資を自動的に行う仕組みなどを指します。これにより、貯金や投資を意識する必要がなくなり、無理なく継続的な資産形成が可能となります。
    一方で、自己制御も重要です。自分の支出や節約目標を意識しながら行動し、無駄遣いを抑えたり、節約を実践したりすることが求められます。自動化だけに頼るのではなく、自己制御の要素も加えてバランスを取りましょう。

  2. 行動の促進とインセンティブの設計
    ファイナンシャルデザインでは、人々の行動を促進するために適切なインセンティブを設計することが重要です。例えば、貯金を促進するために、定期的な節約チャレンジや貯金目標達成時の報酬プログラムなどを導入することがあります。
    また、消費者の購買行動においてもインセンティブが重要です。例えば、ポイントやキャッシュバックなどの特典を設けることで、購買意欲を高めることができます。
    適切なインセンティブの設計は、人々の行動を方向付けるために欠かせません。ファイナンシャルデザインでは、効果的なインセンティブの選定と設計が重要なポイントとなります。

  3. 情報の可視化と意思決定の支援
    ファイナンシャルデザインでは、情報の可視化と意思決定の支援が重要な要素となります。人々が自分の資産や収支状況を正確に把握し、それに基づいて適切な意思決定を行うことが求められます。
    情報の可視化は、自分の資産状況や収支の詳細を分かりやすく表示することです。例えば、銀行口座や投資口座の残高や取引履歴をオンラインで確認できるシステムや、予算管理アプリなどがあります。これにより、自分の現状を客観的に把握し、資産管理や収支の見直しを行うことができます。
    また、意思決定の支援も重要です。金融商品や投資に関する情報を提供し、リスクやリターンの見積もり、将来の資金需要や目標達成のシミュレーションなどを行うことで、人々がより良い意思決定をすることができます。
    情報の可視化と意思決定の支援は、人々が自分のお金について正確な情報を持ち、合理的な判断をするために不可欠な要素です。ファイナンシャルデザインでは、これらの要素を活用して個人のお金に関する意思決定をサポートします。

以上が、ファイナンシャルデザインの観点から重要なポイントです。自動化と自己制御のバランス、行動の促進とインセンティブの設計、情報の可視化と意思決定の支援が、個人のお金に関する行動や意思決定をより効果的にサポートするために重要な要素となるのではと思っています。

 

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