受講生プロフィール
- 受講生プロフィール:50代・女性・技術職
- インタビュー日:2025-08
- 受講講座:ワークライフバランス改善講座

5回の講座を通じて、「会社員としての戦い方」を体系的に整理できたことが最大の収穫でした。
特に、ポジション戦略やリスクヘッジの視点を得て、「ボトムで生き残る」という選択肢を前向きに考えられるようになったことが大きな変化です。
視界が開け、将来の選択肢が明確になりました。
講座を受講した感想
受講前の状況と期待
長年営業職としてキャリアを積み、海外赴任など多様な経験を積んできました。しかし50代に入り、「この先も同じように働き続けてよいのだろうか」という漠然とした不安が芽生えていました。
「管理職経験や海外勤務の経験はあっても、日本企業特有の組織構造や“サバイバルの現実”を体系的に学ぶ機会はありませんでした。これから先のキャリアをどう描くべきかを、しっかり考えたいと思ったのが受講のきっかけです。」
印象に残った学び
5回の講座を通じて印象的だったのは、ポジション戦略やリスクヘッジの視点をもって組織を客観的に分析する手法でした。
「“役職に就くことが当たり前”だと思っていた自分にとって、『ボトムのポジショニングをあえて選ぶ』という戦略は新鮮でした。これまで“上に行くべき”という固定観念がありましたが、健康や時間を守るために下のポジションを選び取ることも、立派な戦略だと理解できました。」
さらに、会社の中の人間関係については、上司・部下の行動を構造的に整理できたことも大きな学びでした。
「上司との人間関係や部下とのやり取りで感じていたモヤモヤが、『立場の性質がそうさせるのだ』と理解できたことで、感情的に捉えなくなりました。これまでのコーチングでは、自分の内面に向き合うことが中心でしたが、この講座で得た“外部環境を分析する視点”は、私の視野を一段広げてくれました。」
ネガティブからポジティブへ変わった視点
受講当初は「内容が少しネガティブで、落ち込む」と感じたこともありました。しかし、回を重ねるうちにその捉え方が変わっていきました。
「最初は『こんなに冷めた視点で見るのか』と戸惑いました。でも、自分自身の現実に照らし合わせるうちに、『これは生き残るためのポジティブな戦略なんだ』と思えるようになりました。選択肢がないと思い込んでいた自分に、『私にもこういう生き方がある』と気づけたことが、一番の成果です。」
自分のキャリアを主体的に描く
受講後は、「会社に与えられた環境で頑張る」という考え方から、「自分がどういう立ち位置で働くかを自分で決める」という主体的なスタンスに変わりました。
「7〜8割の人が“普通の社員”として会社にいるのだから、そのゾーンでどう健康に、長く、納得感を持って働くかを考える。それが現実的で、自分らしいキャリアだと思えるようになりました。」
この講座をおすすめしたい人
「組織での生き方に悩む方にはもちろん、特に30代の若い人に受けてほしいです。早いうちに会社の仕組みや人の動きを俯瞰できれば、自分のキャリアをもっと自由に描けるようになります。企業で働く女性たちはまだ数が少ないこともあり、男性たちがどんなふうにサラリーマン人生を少しずる賢く、したたかに考えて歩んでいるのかを知る機会は多くありません。この講座を通じて、自分の立ち位置だけでなく、男性部下たちがどんなスタンスで働いているのかも理解できるようになるはずです。」
講師からのメッセージ
今回、まさに必要とされているタイミングで受講いただき、キャリアの方向性を見出す一助となれたことを嬉しく思います。毎回真剣に取り組まれる姿勢が素晴らしく、私自身も刺激をいただきました。これからもぜひ自分らしいキャリアを築いてください。応援しています!
\あなたの働き方を見直してみませんか?/








