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40代会社員のための長時間労働改善術|仕事も家庭も守るワークライフバランス

長時間労働がなかなか短くならないんですよねぇ。。。

朝から夜まで働き尽くし、休日さえも仕事のことが頭から離れない─。
その時の自分には、“仕事こそがすべて”という枠が貼られていたような気がします。

30代にはトラブル対応で5日間の合計睡眠時間が10時間少々という極限。
40代には海外入札案件で、朝から深夜・休日も電話と会議が続く2年間。
そんな私が救われたきっかけは、会社の外に比較対象を持つことでした。

目次

会社の外の世界を知って、比較できるようになろう

社内の“常識”だけを見ていると、それが唯一の正解に見えてしまいます。
投資を始め、社外の人とつながり、他社・他業界の働き方を知る中で、私は「会社だけが世界ではない」と気づきました。
比較対象が増えるほど、働き方の選択肢は広がり、自分を守る判断ができるようになります。

なぜ長時間労働は成果につながらないのか?

長時間労働=成果という思い込みは、しばしば逆効果を生みます。

  • 集中力の限界:疲労で判断ミスや手戻りが増え、効率が落ちる。
  • 時間基準の評価:「長くいる人が頑張っている」という文化が、成果志向を阻害。
  • 思考の余白不足:与えられた作業に追われ、戦略や改善の時間が消える。
  • 燃え尽きリスク:心身がすり減り、パフォーマンス低下・離職へつながる。

私自身、2年の超過密期を経て「時間=成果」という自動思考が視野を狭めていたと痛感しました。

“成果は出すが、無理はしない”新しい働き方像

無理をやめたからこそ、逆に成果が上がる──そんなパラドックスがあります。

  • 比較対象を増やす:他社・他業界のやり方を知ると、自分の「普通」が更新される。
  • 選択と集中:価値の低い業務は削り、コア業務にエネルギーを投下。
  • 心理的セーフティネット:投資・副収入・人脈で会社依存を下げ、過剰なプレッシャーを緩和。
  • 境界線を引く:働く時間・連絡手段・休暇にルールを設け、無限残業を防止。

無理を前提にせず、「成果が出る範囲で無理しない」基準を持つことが、持続可能な働き方の出発点です。

長時間労働を改善するためにできる具体的な方法

長時間労働を改善するための具体的な方法には以下のようなものがあります。

  • やらないことリスト:自分がやらなくてよい作業・やめる作業を明文化。
  • 会議・メールの削減:隔週化・15分会議・事前アジェンダ・チャット活用で週2~3時間を回収。
  • 時間術:ポモドーロ(25分集中+5分休憩)と「成果貢献度」での優先付け。
  • AI/ツール:ドラフトはAI、最終調整のみ人。Todo/ナレッジをアプリで一元管理。
  • 先に予定化:家族・運動・趣味をカレンダーに先置きし、終業時刻を固定。

キャリアとワークライフバランスを両立させる視点

キャリアも維持しつつワークライフバランスを両立するための幾つかの視点をご紹介します。視野狭窄に陥らず、広く視野を保つことが重要と思っています。

  • 肩書き以外の成功:健康・家族・学び・趣味もキャリアの一部。
  • 土台としてのバランス:余白があるから長期的に高い成果が続く。
  • 会社に依存しない設計:副業・投資・資格・ネットワークで選択肢を増やす。
  • 実例から学ぶ:昇進競争を降りても専門性と成果で評価される道はある。

今日から始められる小さな一歩

今日からできる小さな一歩をご紹介します。トライできるところから早速取り組んでみましょう。

  • 毎日30分だけ残業を減らす。
  • 自分で“定時退社デー”を設定する。
  • 朝のゴールデンタイムに重要タスクを終える。
  • 週末は仕事メールを開かない。
  • まず1週間だけ続けて、効果を可視化する。

まとめ

長時間労働は、成果・健康・家庭・自分らしさをむしばみます。
一方で、「成果は出すが、無理はしない」は理想論ではありません。比較対象を増やし、外の世界を知り、会社以外の居場所と選択肢を持てば、働き方は確実に変わります。

やらないことリスト、会議・メール削減、時間術、AI活用、先に予定化──
小さな実践を積み重ねれば、ワークライフバランスは改善します。

仕事は人生のすべてではありません。 今日の小さな一歩が、あなたと家族を守る大きな力になります。

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この記事を書いた人

やまさきのアバター やまさき 合同会社ライフシフトコーチング代表社員
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