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ワークライフバランスを簡単に整える方法|“手抜き”こそ最強の戦略

毎日仕事に追われていて、プライベートの時間がなかなか確保できないんですよねぇ。。

  • 「仕事に追われて時間がない。」
  • 「毎日あっという間に夜になっていて、気づくと時間がなくなっている。」
  • 「部下からの相談を受けたり、上司に相談したりしているといつも時間が足りない。」

ミドル世代の会社員は特に仕事に追われがちになるものです。

仕事に一生懸命になるほどワークライフバランスは乱れがちになるものですよね。

今回の記事では、仕事に一生懸命になっているあなたに手抜きの方法、といっても戦略的に手を抜く方法をお話したいと思っています。

頑張らないことに頑張る、という逆説的な取組方法です。

自分の時間を楽しめる、効率的に働ける、そんな状態を目指していきます。

目次

なぜ今、ワークライフバランスを「簡単に」整えることが必要なのか

コロナ禍以降、リモートワークが普及し場所に制限されずに仕事ができるような環境が一般的になってきました。

自宅から会社に通勤する時間や疲れがなくなり効率的に働けるようになったと感じている方も多いと思います。

一方で、どこでも仕事ができるようになったことで、自宅にいても際限なく仕事ができるようになったという側面についても考えないといけません。

これにはITの進化も大いに関係していると思っています。

ノートパソコンと携帯電話があれば、自宅でも会社でも仕事ができるというのがスタンダードな働き方になってきました。

そこで、改めてミドル世代の会社員が直面している「仕事と家庭の両立」という課題を取り上げたいと思います。

特に一生懸命仕事している人ほど、責任感が強く、家庭が犠牲になりがちです。

また、リモートワークが増えたことにより周囲から客観的に見られる機会も減った為、自分で疲れや体調不良に自覚的でないといけません。

更に、リモートワークでは「自分がサボっていると思われているのではないだろうか」と不安も増すことも多く、一層仕事に注力するというマインドセットになりがちです。

短距離走ならいいのですが、コロナ禍からもう数年が経ち、リモートと出社のバランスも含めてどのような働き方を持続的にしていくかが問われています。

観念的にワークライフバランスを考えていても実際の変化がなければ意味がありませんので、簡単に実践できるようなところから着手するのがおすすめです。

今日からできる!ワークライフバランス改善の“手抜き戦略”5選

それでは、ここでワークライフバランスを改善する”手抜き戦略”を具体的に見ていきましょう

  • やらないことリストを作る
  • 会議やメールは「まとめて処理」で一気に効率化
  • プライベートの予定を先にカレンダーに入れる
  • 仕事は“60点でOK”と割り切る
  • デジタルツールで「自動化できることは徹底的に自動化」

1️⃣やらないことリストを作る

「やること」よりまず「やらないこと」を明確にしていきましょう。

「やらないこと」を明確にしていくためには守備範囲の明確化が必要です。

自分が所属している部署の役割・責任範囲、そして自分が所属している部門の中で自分が果たすべき役割・責任範囲を明確にしましょう。

自分や自分が所属している部署がやるべきではないことであれば、さっさと見切りをつけて、次のことに取り掛かるべきです。

また、自部署でないのであれば、どの部署が担当すべきなのかも明確にするとベターです。

更には上司や周囲とも確認して、自部署の役割を共通の認識としていくと更に良いでしょう。

得てして、人によって守備範囲の認識も異なることが多く見受けられます。

2️⃣会議やメールは「まとめて処理」で一気に効率化

社内の会議も少しでも減らせないかを考えてみましょう。

例えば、開催頻度を減らすとか、出席者を減らす、1回あたりの開催時間を短くするなどです。

特に会議の目的を確認して、もし報告であればメールや共有フォルダに資料を入れる、議論であれば議論の材料は事前に共有する、また議論に必要な参加者を絞る等です。

社内会議の真の目的が敵を作らないということになっていることもよくあります。

あのとき話しましたよねという状況を作っておくことで何か事態が発生したとしても自分の責任にならないようにするという目的で開催されている会議も往々あるものです。

責任の分散という観点も重要ですが、それが過度に重視されすぎていないか、というバランス感覚が求められます。

また、メールについても、常時チェックするのではなく、ある程度時間を決めてチェックしてまとめて返信するなどの工夫も良いと思います。

コミュニケーションを効率的に行う時間と考える時間を別々に確保することで、業務効率をトータルで向上させる、という方法を検討してみましょう。

3️⃣プライベートの予定を先にカレンダーに入れる

また、プライベートの予定を先にカレンダーに入れるという方法も良い方法です。

仕事が多忙な時期などは難しいかもしれませんが、多少の困難であれば思い切ってプライベートの予定を先に入れてしまい、それを周囲に宣言する。

そうすることで周囲の助けを借りたり、逆に自分が周囲を助けるということもあるでしょう。

組織で仕事しているのですから、そういう助け合いを有効に活用するということも組織人として重要なスキル担ってくると思います。

助けを求めたり、提供したり出来る、そんな良好な人間関係を自ら進めていきましょう。

4️⃣仕事は“60点でOK”と割り切る

仕事の成果は高いに越したことはないのですが、常に時間との関数になるものです。

そもそも仕事を振ってきた上司自身が仕事の成果に求める内容を明確にできていないこともありますし、考えが変わっていくということもよくあることです。

その意味では完璧主義に陥ってアウトプットを締め切りギリギリまで引き伸ばすというのはよくないです。

ラフにアウトプットの概要を作成したら、すぐ上司に持っていってイメージのすり合わせをしましょう。

5分、10分など短い時間ですり合わせの時間を頂いて、この方向で作業を進めてよいか確認していきましょう。

その意味では仕事は早い段階であればあるほど低い点数でも十分なのです。60点でも良いので納期前倒しでどんどん進めていきましょう。

5️⃣デジタルツールで「自動化できることは徹底的に自動化」

デジタルツールはうまく活用して生産性を上げていきましょう。

個人の作業はもとより最近のデジタルツールは集団のナレッジをいかに活用するかという点も考える余地があるように感じています。

ベースとなる考え方は「巨人の肩に乗る」というやつです。

なにか仕事が発生したら、それに関連する過去の資料などはないかを探し、社内のどのような関係部局がどんな関わりをしていたのかを整理することから始めます。

その上で、今回の差分は何か、自分は何を工夫するとよいのかと思考を巡らすことです。

使える肩にはどんどん乗って、より良いアウトプットを効率的に追求していく姿勢が重要だと思います。

効率的に働く人ほど「休む」ことを戦略にしている

ミドル世代になってくるとがむしゃらに働き続けるということは体力的に難しくなってきます。

仮に徹夜したとしても翌日ぐたっと休まないととても持たない、そんな風に体力低下に悩む世代です。

そこで、自分の体力を過信せず、休みについても計画的に取る必要があります。

ギリギリまで頑張ってから休むといういつものパターンではなくて、違う休憩の取り方を研究してみるというのも良いでしょう。

例えば、そんなに疲れてなくても仕事的に大丈夫なようなら半休を取ってみるとか、金曜日の午後半休を取った上で、午後半休があっても大丈夫なようにその週の業務を頑張ってみるとか。

企業でも週休3日という働き方を導入するところも増えているようですし、色々試行錯誤してみると良いのではと思います。

手抜きがプライベート時間を生み出す

平日夜に予定を入れて、ちょっぴりその時間は仕事をサボるというトライも是非やってみてください。

ちょっぴりサボったという背徳感が、翌日の仕事で取り返すぞという気持ちにつながったり、その日は夜は予定があるので朝から頑張りますだったり、色々な気持ちが生じてくると思います。

平日夜に趣味や学びなどの楽しいイベントが予定されていると、その前後で楽しい気持ちになるものです。精神的にも非常に健全になると思います。

勿論、家族との時間を大事にするという使い方も重要です。

仕事以外を充実させるような時間の使い方も研究したいものです。

まとめ|頑張りすぎないことが、最も賢い働き方

特にコロナ禍以降、ITの進展もありリモートワークが普及し、場所・時間を問わない働き方が一般的になってきました。

自宅で働くことが増え、周囲とのコミュニケーションもツールを使ったものが増加し、個々人のワークライフバランスや健康管理は自分で工夫する重要性が増してきています。

また、ミドル世代は仕事面でも重要なポストにつき多忙になる一方、体力面では低下しがちで自分の身体に鞭打って働いているという人も多いでしょう。

人的資本経営と言われる中、自分の県校を維持・強化しつつ、より質の高い仕事の取り組み方を継続するためには戦略的に休むことも大変重要です。

周囲とのコミュニケーションを工夫したり、ITを使って業務効率を向上させたり、様々な工夫を紹介してきました。

まずは「やらないこと」を整理することからはじめの一歩を踏み出してみませんか?


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この記事を書いた人

やまさきのアバター やまさき 合同会社ライフシフトコーチング代表社員
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