メニューの講座一覧から「ワークライフバランス改善講座」と「経済的独立を目指す資産形成講座」をぜひご覧ください!

ワークライフバランスを整えるには?40代会社員が今日からできる個人の取り組み事例

40代にもなると仕事もどんどん忙しくなって、ついつい家庭が犠牲になりがちなんですよねぇ。。

「効率的に働いて早く帰宅したい。でも本音は、自分の好きなことにもっと時間を使いたい」。

そんな思いを抱える40代会社員は少なくありません。

責任ある立場で仕事をこなしながらも、家庭や趣味の時間を十分に持てずにいる人に向けて、この記事では 今日からできるワークライフバランスの取り組み方 を紹介します。

目次

なぜ今、ワークライフバランスの取り組みが必要なのか?

「効率的に働いて早く帰宅したい」という本音

多くの人が「長時間働くこと」よりも「早く帰宅して自分の時間を確保すること」を望んでいます。

働きすぎで体力も気力も削られると、趣味や家族との時間が犠牲になり、生活全体の満足度が低下してしまうからです。

実際に、内閣府の「生活の質に関する意識調査」でも、自由時間が豊富な人ほど幸福度が高い という結果が示されています。

個人が今日からできるワークライフバランスの具体的な取り組み方法

今日から自分で取り組める方法を考えてみましょう!

  • 仕事の効率化で時間を生み出す
  • タスク整理の具体的な方法
  • 時間管理の実践的なテクニック
  • 注力すべき仕事の見極め方

仕事の効率化で時間を生み出す

最も効果的なのは、業務の進め方を見直して効率を高めることです。

タスクの優先順位付け、会議の時間短縮、メール処理のルール化 など、小さな改善の積み重ねで大きな効果が出ます。

時間を短縮できれば、その分早く帰宅でき、自分の時間を増やせるのです。

タスク整理の具体的な方法

私自身の経験では、やるべきことを明確にすることが最も重要でした。

上司から仕事が降ってきたときは、必ず以下の点を確認するようにしています:

  • 背景・目的:なぜこの仕事が必要なのか
  • 求められる時期:いつまでに完了すべきか
  • アウトプットのイメージ:どのような形で成果物を提出するか
  • 制約条件:予算、人員、時間などの制限

諸条件が曖昧な場合は、自分で仮設定をします。

その際、上司の思考パターンや人間関係を把握しておくことが重要です。

日々のコミュニケーションの中で上司の考え方のクセを掴み取ることで、より精度の高い仮設定ができるようになります。

時間管理の実践的なテクニック

Googleカレンダーを活用した通知設定も効果的です。

予定の前にPush通知を設定しておくことで、通知があるまでは目の前のタスクに集中できます。

これにより時間忘れ(ポカ)も減り、細切れ時間の有効活用も可能になります。

注力すべき仕事の見極め方

どの仕事に注力すべきか分からない場合は、思い切って上司に相談してみましょう。

自分のリソースやキャパシティを上司に伝えることで、適切な優先順位付けができます。

ただし、会社への貢献という基本スタンスを忘れずに伝えることが重要です。

そうでないと「楽をしたいだけ」という印象を与えてしまう可能性があります。

プライベート時間を先に予定に組み込む

自分の時間を確保するには、あらかじめ予定としてカレンダーに入れてしまうことが大切です。

空いた時間にやろうとすると、結局仕事に押しつぶされて後回しになるからです。

運動、趣味、家族との時間を「仕事と同じくらい大切な予定」として扱うことで、継続しやすくなり、生活全体の満足度が上がります。

物理的な場所での区切り方

私の場合は、会社を一歩出たら自分の時間という明確な区切りを設けています。

スマホやノートPCでテクノロジーが発達し、会社の外でも仕事ができるようになりましたが、
会社の外では自分で自分の時間を管理する自律性を大切にしたいと考えています。

リモートワークが普及した今でも、この原点を意識しないと「ずっと仕事をしなければならない」感覚に陥ってしまい、疲弊してしまいます。

ワークライフバランスを整えることで得られるメリット

家族や自分の時間が充実する

余裕のある時間が持てると、家族や趣味に時間を注げるようになります。
人間関係や自己成長に投資できる時間は、人生全体の満足度を押し上げるからです。
内閣府の幸福度調査でも、「家族や友人と過ごす時間」が幸福感に強く影響することが示されています。

実践している人の取り組み事例

同年代会社員のタイムマネジメント事例

40代前後の会社員でも、ちょっとした工夫で定時退社を実現できます。
ある大手企業勤務の男性は「朝一番に集中タスクを終わらせる」「午後は会議を固めて入れる」というルールを徹底。結果として、平均1時間早く帰宅できるようになりました。
タイムマネジメントの工夫は、小さな習慣の積み重ねが大きな成果につながる好例です。

部署による違い:営業から内勤への異動体験

私自身の経験をお話しすると、部署によってワークライフバランスの取りやすさは大きく異なることを実感しています。
営業部に所属していたときは目標達成が最優先で、そのためには時間はいくらでもかけるという働き方でした。正直、ワークライフバランスは非常にアンバランスでした。
しかし、職能部門に異動してからは、自分たちが率先して示すべき部局という特性から、ワークライフバランスの調整が非常にやりやすくなりました。
今にして思えば、目標達成や予算達成も大事ですが、ワークライフバランスも同様に重要ですので、もっと上司と話し合える環境があれば良かったと感じています。

中間管理職としての工夫

中間管理職として働く中で意識しているのは、自分の上司に渡す資料がどこでどう使われるかをイメージすることです。
上司の上司がどこをよく見るのか、好きな資料の体裁などを把握しておくことで、無駄な修正や追加作業を減らせます。
また、上司から降ってくる仕事が多すぎてキャパオーバーになることが多いですが、
上司の優先順位や時期をよく聞いて、その頭の中に合わせた仕事ができると効率的です。
指示が変わることもありますし、上司もそこまで明確化できていないことも多いと感じることも多かったですが、状況が変化し、考え方も進化するものなので、そういうものだと受け入れて動く必要もあります。

無理なく続けるためのマインドセットと習慣化のコツ

「完璧にやる」より「小さく始める」

最初から完璧を目指すより、少しずつ積み重ねる方が続きます。
心理学でも「小さな成功体験を積む」ことが自己効力感を高め、行動が継続しやすいと示されています。
まずは「30分だけ早く仕事を切り上げる」「週1日は趣味に使う」など、小さな一歩から始めましょう。

長期的な視点で考える

短期的な結果に一喜一憂せず、長期的にプラスになればOKと考えることが大切です。
例えば「週5日は早く帰れなくても、週に1日でも自分の時間を確保できたら前進」と捉えると、前向きに続けやすくなります。
継続こそが最大の成果を生み出します。

まとめ|ワークライフバランスの改善は、自分の工夫から始まる

できることはまだまだある

ワークライフバランス改善は、環境のせいにせず、自分の行動で変えられる部分が多くあります。
「タスク管理の工夫」や「プライベート時間を先に確保する」といった方法は、どの職場環境でもすぐに取り入れられるものです。
私自身の経験からも、上司とのコミュニケーションを工夫したり、タスクの背景を明確にしたりすることで、
効率的な働き方は実現できることを実感しています。

自分の時間を取り戻すことが、人生を豊かにする

ワークライフバランスの目的は、単なる「時短」ではなく、自分らしい時間を取り戻すことです。
自分の好きなことに時間を注げることで、健康、人間関係、キャリアのすべてが好循環に入ります。
今日から一つ、小さな取り組みを始めてみませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

やまさきのアバター やまさき 合同会社ライフシフトコーチング代表社員
目次